夏なのにむくむのはなぜ? 〜暑さの陰に隠れた、体からの小さなSOS〜
夏になると、顔はほてり、上半身は汗だく。
そのような時ほど、ふと足元に触れるとひんやりしてことありませんか?
夏の不調の裏には、冷房や冷たい飲食物による“隠れ冷え”が潜んでいることがあります。
中医学で考える、夏のむくみの原因
中医学では、体の水分を必要な場所へ運び、余分な水分を排出する働きを「水液代謝」と考えます。
この働きに関わるのが「脾(ひ)・肺・腎(じん)」です。
特に脾は、食べたものや飲んだものを消化し、必要な栄養や水分を全身へ届ける大切な役割を担っています。
しかし、冷たい飲食物の摂りすぎ、冷房による冷え、疲労などで脾の働きが弱まると、水分をうまく巡らせることができず、余分な水が体内に停滞し、むくみとして現れます。
朝、顔がむくむ。
夕方になると靴がきつい。
指輪が外れにくい。
そんな小さな変化も、体からのサインなのかもしれません。
むくみに気づいているのに、どうしたらいいかわからないあなたへ
最近は、健康に関する情報があふれています。
「むくみには小豆がいい」
「水分を控えたほうがいい」
「運動が大切」
たくさんの方法を知っているのに、
「結局、私は何をすればいいの?」
「私のむくみは、何が原因なの?」
と迷ってしまう方も少なくありません。
中医学では、同じ“むくみ”という症状でも、体の状態によって原因や整え方が違うと考えます。
あなたのむくみは、どんなサインですか?
🌿 冷えによるむくみ
・足先やふくらはぎが冷たい
・冷房の部屋にいるとだるくなる
・温かい飲み物を飲むと安心する
・疲れやすい
このタイプは、冷えによって巡りが落ちている状態。
温かい飲み物を選ぶ、湯船につかる、足首を温めるなど、
体の内側から温めることを意識してみましょう。
🌿 巡りの滞りによるむくみ
・長時間座ることが多い
・夕方になると足が重くなる
・締めつけの強い下着や服を着ることが多い
・肩こりや首こりがある
血液や水分は、川の流れと似ています。
流れが止まれば、水がよどむように、体の中でも滞りが起こります。
特に股関節周囲は大きな血管やリンパが通る大切な場所。
締めつけを避けたり、軽く歩いたり、股関節をゆっくり動かすことも助けになります。
🌿 熱が上にこもるタイプ
・顔がほてる
・汗をかきやすい
・イライラしやすい
・足元は冷える
更年期世代の女性によく見られる、上半身に熱が集まり、下半身が冷える状態です。
体の余分な熱を冷ます食材を取り入れながら、下半身を冷やしすぎないことが大切です。
夏におすすめの食養生
体に溜まった余分な水分を整えながら、夏の暑さによる熱を和らげる食材を取り入れてみましょう。
🌽 とうもろこし
体内の余分な水分の排出を助ける食材です。
🫘 小豆
昔からむくみ対策として親しまれてきました。
🎃 冬瓜
体の熱を冷ましながら、水分代謝を助ける夏の食材です。
🥒 きゅうり・🍉スイカ
ほてりや口の渇きがある方におすすめです。
🌿 生姜・ねぎ・紫蘇
冷房で冷えた胃腸を温め、巡りを助けます。
むくみは、体からの優しいメッセージ
「むくみのは日常的」 見過ごす方も少なくないと思いますが、体の巡りが悪くなることで、疲れやすさ、だるさ、息切れ、動悸など、さまざまな不調につながることもあります。
※動悸や息切れが続く場合、急なむくみや急激な体重増加などがある場合は、心臓や腎臓などの病気が隠れていることもあるため、医療機関への相談も大切です。
暑いのに足だけ冷えている。
朝と夕方で体の感じ方が違う。
そのような違和感は、体が一生懸命送ってくれているサインです。
エアミーのケアで大切にしていること
むくみは、ただ余分な水分が溜まっているだけではありません。
冷え、血流の滞り、筋肉の緊張、ストレス、自律神経の乱れ…。
さまざまな要因が重なって現れるものです。
だからこそエアミーでは、「むくみを取ること」だけを目的にするのではなく、
今の体が何を求めているのかを一緒に見つめる時間を大切にしています。
アロマの香りで心を緩め、経絡の流れや筋肉の緊張に働きかけながら、冷えた下半身を温め、全身の巡りを整えていきます。
忙しい毎日の中で、つい後回しになっている自分の体。
今年の夏は、暑さに隠れた小さな声に耳を傾けてみませんか🌿
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