人といると疲れるのに、一人になると不安になる理由 ~不眠やめまいをやわらげる「安心を育てる方法」~


人といると疲れるのに、一人になると不安になる。


誰かと会えば気を遣ってしまう。でも一人でいるとソワソワ、なぜか落ち着かない。

本当はゆっくり休みたいのに、心のどこかがざわざわしている。


そんな状態が続くと、


・不眠

・めまい

・なんとなく続く不調


として体にあらわれることもあります。


特に4月から5月にかけて、


・新しい環境

・人間関係の変化

・朝晩と日中の寒暖差


などが重なり、自律神経が乱れやすい季節です。


知らないうちに体は緊張し、交感神経が優位な状態が続きます。


すると、


・人といると疲れる

・一人になると不安になる

・心が休まらない


という状態が起こりやすくなるのです。

これは、体が環境に適応しようとしている自然な反応です。




一人でいられる人は、実は「一人ではない」


ここで少し不思議な話をします。

「一人でいられる人」は強い人でも、孤独に耐えている人でもありません。

実は心の中に安心できる存在がある人です。


安心できる記憶や関係が心の中にあると、たとえ一人でいてもどこかで「大丈夫」という感覚が支えてくれます。

だから

一人でカフェにいても、

一人で散歩していても、

落ち着いていられるのです。


つまり 一人でいられる人は、心の中にある「安心」がその人を支えているのです。




一人でいられないときは、ケアが必要なサイン


もし今、一人でいると不安、心が落ち着かない、なんとなく満たされない

と感じているなら、それはケアが必要なサインかもしれません。


疲れているときに休息が必要なように、心にも安心が必要な時期があります。

そんなときに大切なのは、自分を責めることではなく、環境を整えること

安心できる環境を少しずつ増やしていくことです。




ウィニコットが伝えた「安心の環境」


精神分析家のドナルド・ウィニコット は、人が「一人でいられる力」について、とても興味深い考え方を残しています。

彼は「赤ちゃんにとって母親は存在しない」 と言いました。 

少し驚く言葉ですよね。


もちろん実際には、母親はそばにいます。

赤ちゃんを抱き、守り、世話をしています。

けれど赤ちゃんの体験の中では、少し違うことが起きています。


赤ちゃんはお腹が空けばミルクがもらえ、泣けば抱き上げられ、眠くなれば包まれて眠る。

そのケアがあまりにも自然に行われると、赤ちゃんは「誰かに世話されている」とは感じません。


むしろ「自分はここに一人でいる」と感じているのです。

外から見ると赤ちゃんは母親に守られています。

けれど赤ちゃんの感覚では安心して一人でいられるという体験になっているのです。


ウィニコットはケアがうまくいっているとき、人はケアされていることに気づかないと言いました。 そしてこの見えない支えのことを 「環境」と呼んだのです




安心は、自律神経も整える


安心は心だけの問題ではありません。実は、自律神経にも深く関係しています。

安心すると


・呼吸が深くなる

・筋肉の緊張がゆるむ

・副交感神経が働く


体は回復モードに入ります。


反対に、安心できない状態が続くと体は常に緊張し


・不眠

・めまい

・慢性的な疲れ


などの不調が起こりやすくなります。

つまり安心は、心と体の両方を整えるものなのです。




安心は大人になってからでも育てられる


安心は子どもの頃だけに作られるのではありません。

大人になってからでも少しずつ育てていくことができます。


例えば


・安心して話せる人と過ごす

・体をじんわり温める

・深くゆっくり呼吸する

・好きな香りに包まれる

・一日一回は静かな時間をつくる


こうした小さな安心の積み重ねが少しずつ「大丈夫」という感覚を育ててくれます。




人といると疲れるときには


人といると疲れるのに

一人になると不安になる。


そんなときは「どうしてこんな自分なんだろう」 と責めるのではなく、

今は安心を補充する時期なんだと考えてみてください。


心と体は、安心を感じることで少しずつ落ち着き、本来のめぐりを取り戻していきます。

焦らなくて大丈夫です。あなたの中の安心は、これからゆっくり育てていくことができます🌿


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