愚痴が止まらない人ほど、実はいちばん頑張っている。~節分に手放したい“心の鬼”の話~
「鬼は外、福は内」
今日は節分。
そう唱えながら、豆をまく日。
でも、もし。
あなたが追い出そうとしている“鬼”が
あなた自身の心の声だったとしたら?
愚痴を言ってしまう自分。
イライラが止まらない自分。
ついブツブツ不満がこぼれてしまう自分。
「こんな自分、ダメだな」
「もっと穏やかでいたいのに」
そうやって
自分を鬼にしてしまっていませんか。
愚痴は、弱さじゃない
東洋医学には
【肝気鬱血(かんきうっけつ)】
という言葉があります。
これは
気の巡りが滞り
感情が内側に溜め込まれている状態。
肝は
感情・自律神経・気の流れ
をコントロールする臓。
責任感が強い人ほど
優しい人ほど
「私が我慢すればいい」と踏ん張る人ほど
気づかないうちに
心も体も、ぎゅっと力が入っています。
そして行き場を失った気が
言葉になってあふれ出す。
それが、愚痴。
だから…
愚痴が止まらない人ほど、
実はいちばん頑張ってきた人。
それは弱さではなく
あなたの努力の証なんです。
鬼は、本当に悪者?
怒りも
疲れも
弱音も
本当は
あなたを守ろうとして出てきたサイン。
「もう無理しないで」
「少し休んで」
そう伝えるための
心からのメッセージ。
鬼は敵じゃない。
あなたの味方だったのかもしれません。
豆まきの「まめ」に込められた祈り
節分の豆には
「魔を滅する(魔滅=まめ)」
という語呂合わせの意味があると言われています。
魔(邪気)を滅する。
さらに豆は五穀のひとつで
生命力の象徴。
昔の人は
豆に「滞りを祓い、巡りを取り戻す力」を重ねました。
だから節分は
悪いものを追い出す日ではなく
溜め込んだものを、そっと手放す日。
そう考えると
少しやさしい行事に感じませんか。
まずは「巡らせる」ことから
愚痴が出やすい人ほど
実は、脇の下がガチガチに固まっています。
ここは
肝経・胆経が通る
気と感情の通り道。
ここが詰まると
呼吸も浅くなり
気持ちもどんどん内側にこもってしまう。
だから今日は
鬼を追い出す前に
まず、ゆるめてみませんか。
🌿 1分セルフケア
・片腕を上げる
・反対の手で脇をやさしく揉む
・深呼吸しながらくるくる円を描く
・「よく頑張ったね」と心の中でつぶやく
・反対側も同じように
それだけで
胸がふわっと開き
滞っていた気が巡りはじめます。
まるで
心の鬼が穏やかに福笑いするように。
そして、明日から「丙午」の年
節分は一年の終わり。
そして明日は立春。
新しい年のはじまりです。
今年の干支は【丙午(ひのえうま)】。
丙は「太陽の火」。
午も「火」。
重なり合う火のエネルギーは
すべてを焼き尽くす炎ではなく
凍っていた心を溶かし
止まっていた人生を動かす
朝日のようなあたたかい火。
再スタートのエネルギーです。
だからこそ
今日という節目に
抱え込んできた鬼を手放しておきたい。
軽くなった心には
ちゃんと福が入ってきます。
無理に変わらなくていい。
少しゆるむだけでいい。
あなたはもう
十分すぎるほど頑張ってきたのだから。
今日は
自分にいちばんやさしい節分を。
そして明日から
新しい光の一年を迎えましょう✨
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