イライラモードを打破して、心と体の免疫力を高めよう🌿(後編)
前編では、イライラは性格の問題ではなく、
自律神経や免疫が疲れているサインであること、
そして、年明けから1月後半にかけて起こりやすい自律神経の乱れと、
その影響が心や体にどう現れやすいのかをお伝えしました。
イライラしてしまう人も、イライラを向けられてつらい人も、
どちらも「がんばりすぎている体」の状態。
この(後編)では、イライラされてつらい人に焦点を当て、
実践と回復にフォーカスしてお話しします。
イライラされてつらいあなたへ
家族や職場で、 誰かのイライラを真正面から受けてしまう人。
・空気を悪くしたくなくて我慢してしまう
・自分が悪いのかも、と考えてしまう
・人と接したあとどっと疲れが出る
そんなあなたは、決して弱いわけでも、鈍いわけでもありません。
むしろ、とても感受性が高く、 周囲を大切にできる人です。
ただ…そのやさしさが、
知らないうちに自律神経をすり減らしてしまうことがあります。
イライラを「受け取らない」ための体の使い方
イライラされるとき、
私たちの体は無意識に緊張し、呼吸が浅くなります。
これは、 交感神経が強く働いているサイン。
まずは心ではなく、体から距離を取ることが大切です。
その場でできる3つの対処法
・相手の言葉を「意味」で受け取らず、音として流す
・背中や肩の力を、ふっと1cmゆるめる
・息を吸うよりも、長く吐くことを意識する
これだけで、自律神経は「今は危険じゃない」と判断し始めます。
家に帰ってからのリセット習慣
イライラは、受け取った瞬間よりも
あとから体に残るのが厄介です。
だからこそ、1日の終わりに
体を“通常モード”へ戻す時間をつくりましょう。
・首の後ろを温める
・お腹に手を当て、呼吸を感じる
・温かい飲み物を、ゆっくり飲む
これらはすべて、 副交感神経を優位にし、
腸と免疫を休ませるスイッチになります。
「距離を取る」は冷たさじゃない
イライラしている人から少し距離を取ることに、
罪悪感を覚える人も多いですが、
それは逃げでも、冷たさでもありません。
自分の免疫と神経を守るための、
とても健全な選択です。
あなたが倒れてしまったら、
守れるものも守れなくなってしまうから。
整えることで、関係性は変わっていく
不思議なことに、 自分の体が整い始めると、
相手のイライラに 巻き込まれにくくなります。
それは、 自律神経と免疫が安定すると、
感情の波に “共鳴”しにくくなるから。
まずは、あなたの体から。
イライラの連鎖を止める一歩は、
がんばることではなく、整えることから始まります。
自律神経×腸×免疫を整える、具体的な方法
自律神経・腸・免疫は、
実は同時に整えることができます。
ポイントは、 脳 → 神経 → 腸 → 免疫へと
やさしく働きかけること。
日常でできる3つの整え方
① 首・後頭部をゆるめる
首の後ろには、自律神経の通り道があります。
ホットタオルやカイロで温めるだけでも、
神経の緊張がほどけやすくなります。
② お腹を冷やさない・ゆるめる
腸は免疫の要。
腹巻きや温かい飲み物でお腹を守ることは、
そのまま免疫を休ませることにつながります。
③ 吐く呼吸を長くする
4秒吸って、6〜8秒かけて吐く。
この呼吸は、副交感神経を優位にし、
腸の動きを助け、免疫の回復スイッチを入れます。
イライラは「感情」だけじゃない。影響し合う周波数の話
イライラは、言葉や態度だけで伝わるものではありません。
人の体や心は、
実はとても繊細な"リズム"や"状態"を感じ取っています。
ピリピリしている人のそばにいると、
理由は分からないのに落ち着かなくなる。
何もされていないのに、どっと疲れる。
それは、相手の状態が放つ「緊張の周波数」に、
あなたの自律神経が無意識に同調してしまうからです。
自律神経は、危険や違和感を察知すると、
交感神経を優位にして身を守ろうとします。
その結果、呼吸が浅くなり、筋肉がこわばり、
腸の動きや免疫の働きも後回しにされてしまうのです。
波に乗らないために必要なのは「遮断」ではなく「調律」
イライラを放つ人から完全に影響を受けないようにしようとすると、
それ自体が緊張になります。
大切なのは、 相手の波を打ち消すことでも、
戦うことでもなく、自分の心地よい周波数をはっきりさせること。
自律神経は、 安心・安全・快の感覚があると、
自然と副交感神経が働き始めます。
つまり、「自分の体が今、何を心地いいと感じるか」を
体に思い出させてあげることが、最も論理的で、確実な方法なのです。
今すぐできる「自分の周波数」を整える実践策
① 呼吸でリズムを取り戻す
イライラの波に巻き込まれているとき、
呼吸は必ず乱れています。
・鼻から静かに吸い
・口から、吸う倍の時間をかけて吐く
この呼吸は、 迷走神経を刺激し、
自律神経に「今は安全」という情報を送ります。
② 中医学で考える「イライラ」と食養生
中医学では、
イライラや怒りは「肝(かん)」の働きと深く関係します。
肝は、 気や血の巡りをスムーズに保つ臓器。
ストレスや緊張が続くと、 肝の働きが滞り、
イライラ・ため息・胸のつかえとして現れます。
そんなときは、 肝の巡りを助ける食材を、
少し意識してみてください。
・柑橘類(みかん、ゆず、レモン)
・香りのある野菜(春菊、セロリ、三つ葉)
・温かいスープやお粥
"きちんと食べる"よりも、"香りを感じる"ことがポイントです。
③ 腸をゆるめて、周波数を安定させる
腸は、自律神経と免疫の要。
お腹が緊張していると、
心も外の影響を受けやすくなります。
・お腹に手を当てる
・温める
・やさしくさする
それだけで、 体は「自分の内側」に戻りやすくなります。
エアミーサロンという、心と体のサードプレイス
自律神経や免疫は、
「意識」だけで切り替えるのが 難しいものです。
だからこそ、外からやさしく体に触れ、
神経と巡りをゆるめるケアが 回復の助けになります。
エアミーでは、
・首・頭・お腹をゆるめるアロマケア
・深い呼吸を引き出すヘッドスパ
・腸と自律神経のつながりを意識した施術
を通して、 がんばらなくても整っていく感覚を 大切にしています。
家でも職場でもない、役割を脱いで、ただ呼吸できる場所。
イライラから解放される時間を、
物理的に持つことも、立派なセルフケアです。
イライラしている自分を直そうとしなくていい。
まずは、疲れきった神経と免疫を休ませることから。
整ったあと、 心はきっと、 自然にやわらいでいきます。
あなたは、もう十分に耐えてきました。
そして、忘れないでいてほしいことがあります。
あなたの人生は、あなたのもの。
誰かの機嫌やイライラが、
物語の主導権を握る必要はありません。
もし、あなた自身が主人公として
人生の物語を演出するとしたら…
この先、どんな場面を増やしたいでしょうか。
どんな空気の中で、 どんな表情で過ごしていたいでしょうか。
幸せな結末へ向かわせたいと願うなら、
その答えは、「もっとがんばること」ではなく、
自分を整え、守る選択を重ねることの中にあります。
小さな選択の積み重ねが、
物語の流れを、少しずつ、確実に変えていきます。
0コメント