🌕冷えのぼせを解消して心地よく冬を迎えるために… 日常でできる“めぐりの整え方”


前回の投稿では、

「上半身は熱いのに、下半身は冷たい」というアンバランスな巡り、

“冷えのぼせ”の仕組みについてお伝えしました。


今回はその続きとして、

冷えのぼせをやさしく整えるための、

【日常でできる“めぐりの整え方”】をお届けします🌿




🌸第4章:上をゆるめて、下を温める ― 冷えのぼせを整える基本


中医学でいう「冷えのぼせ」は、

“上実下虚(じょうじつかきょ)”と呼ばれる状態です。


上半身には「余分な熱(実熱)」がこもり、

下半身は「エネルギー(陽気)」が不足して冷えている。


このアンバランスを整えるには、

「上をゆるめ、下を養う」というケアが基本になります。



💨 まずは“上の熱”をおろす

上半身の熱がこもる原因は、緊張・思考・ストレス。

そのため、頭や肩、胸まわりの“気の滞り”をゆるめてあげることが大切です。


🌿おすすめは「呼吸」

・3秒で吸って、6秒で吐く

・肩や首をゆっくり回しながら

・吐く息とともに“こもった熱が下におりていく”イメージで


息が整うと、体の中の“風(気)”も穏やかになります。


🔥 次に“下を温める”

足元・お腹・腰は「陽気(温める力)」の源。

ここを温めることで、全身に巡る熱のバランスが整っていきます。

・寝る前に、足湯または温タオルで足首を包む

・お腹の「丹田(へその下3cm)」を意識して深呼吸

・立ちっぱなしや座りっぱなしの合間に、足首を回す


 これらの“やわらかい動き”が、下半身に気を巡らせ、

自然と「上の余分な熱」を引き下ろしてくれます。


🕯 「上と下のバランスをつなぐ」

この2つが整ってくると、気の流れが自然に通い始めます。

・頭が軽くなる

・目の奥の疲れが和らぐ

・足がじんわり温かくなる


そんな変化を感じたら、

あなたの中で“めぐり”が動き出したサインです




🌿第5章:香りと温もりの力で「流れ」を深める


エアミーでは、この「上をゆるめ、下を温める」ために、

アロマの効能と温熱(ホットストーン)を組み合わせています。


アロマの香りは“気の流れ”を整える力。

特に冷えのぼせの方には、

上のこもりをゆるめ、気の流れを整える(アロマ)精油を選びます。


🪷おすすめアロマ

・ベルガモット:緊張をゆるめ、呼吸を深める

・シダーウッド:気を下へおろし、安定感を与える

・ラベンダー:頭の熱を鎮め、心を静める


ホットストーンで下半身をじんわり温めながら、

香りで上半身をゆるめると、

まるで川の流れがゆっくりと戻っていくように、

全身のバランスが整っていきます。




💫第6章:めぐりを整えることは、自分をいたわること


めぐりが整うと、

“心”の流れも自然と穏やかになります。


焦りや不安が和らぎ、

「今の自分でも大丈夫」と感じられるようになるのです。


温めることは、自分を責めない練習でもあります。

「こうしなきゃ」ではなく、

「今の私をいたわってあげよう」と思えた瞬間、

体の中で優しさがめぐり始めます。


冷えのぼせを整えることは、

体のケアであると同時に、

“心の居場所”を取り戻すプロセス。


🌕今日もどうか、自分の中にあるぬくもりを信じてください。

体はいつでも、あなたの味方です(*'▽')


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