湿気の次は乾燥? 今から始める秋冬の未病ケア
今年の夏は、厳しい暑さと湿気が長く続き、
「この蒸し暑さ、いつまで続くの?」と不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
体がだるく、頭は重く、心まで沈みがちになる…。
湿気の影響は、私たちの想像以上に大きく、心身をじわじわと疲れさせます。
「もう少しすれば、爽やかな秋風が吹くはず」
そう願う一方で、中医学の視点から見ると注意すべきは、
この湿気のあとに突然訪れる“乾燥”の季節です。
五運六気から読み解く2025年の気候
中医学には、年ごとの気候の偏りを読み解く「五運六気」という学説があります。
2025年は湿が強まりやすく、その後に乾燥が急にやってくる流れです。
つまり、今のジメジメがいつまでも続くわけではなく、
突然、“乾燥モード”へ切り替わる可能性が高いのです。
この「湿から乾への大きな揺れ」に、体がついていけないと、
・のどや肌の乾燥
・咳や呼吸器の不調
・便秘や冷えの悪化
といった症状が現れやすくなります。
だからこそ、今から乾燥に備えた未病ケアが大切なのです。
症状別アドバイス
🌬 のどがイガイガ・咳が出やすい方へ
乾燥で肺が弱ると咳や空咳が出やすくなります。
→ 梨・はちみつ・白きくらげで体の潤いを補いましょう。
→ サロンケアでは、呼吸の通りを良くする経絡アプローチや、デコルテをほぐすアロマケアがおすすめです。
💧 肌の乾燥・かゆみが気になる方へ
秋冬は一気に皮膚の潤いが奪われます。
→ 白ごま・松の実・アーモンドなど油分を含む食材で内側から保湿。
→ シアバターハンドケアやアロマオイルでの全身ケアで外側からも潤いを補給。
🌿 胃腸の不調・便秘が気になる方へ
湿気で弱った胃腸は、乾燥に切り替わると便秘に傾きやすくなります。
→ 大根・りんご・はちみつで消化を助け、潤いをプラス。
→ ホットストーンでお腹を温めるケアは、胃腸機能を整える助けになります。
❄️ 冷えや関節の重だるさがある方へ
湿気で溜まった「余分な水分」が、寒さに変わると関節や冷えに繋がります。
→ 温野菜やスープで体を温め、冷たい飲み物は控えめに。
→ サロンではホットストーンで深部から巡りを整え、関節の重だるさを流していきます。
日常に取り入れやすい養生法
湿から乾へ移る季節には、次のような工夫が役立ちます。
🌱 食養生
梨・大根・白ごま・百合根など、体に潤いを与える食材を取り入れる
辛すぎる・香辛料が強すぎる食事は乾燥を助長するため控えめに
🌱 生活習慣
冷房や扇風機のつめたい風を直接浴びないようにする
シャワーだけでなく湯船につかり、体の内側から潤いを保つ
睡眠の質を整え、自律神経を乱さない
サロンでできるケア
エアミーサロンでは、季節の移ろいに合わせて、体と心を整えるお手伝いをしています。
✨ 巡りのアロマケア
乾燥を防ぐ効能のある精油をブレンドし、全身の巡りを高めながら深いリラックスを。
✨ ホットストーンアロマケア
遠赤外線効果のあるストーンのぬくもりで深部から温め、関節にたまった疲労物質や余分な水分を流してスッキリ。
✨ 解放ボディケア
ツボと筋肉を的確にとらえ、ほぐしとストレッチを組み合わせて、運動後のような爽快感を。
✨ シアバターハンドケア
酷使する手先から腕をやさしくほぐし、濃厚なシアバターで潤いを閉じ込める。短時間でも贅沢な心身ケアが叶う。
まとめ
今時期の湿気に疲れている方ほど、次にやってくる乾燥への備えが必要です。
五運六気の知恵を活かし、症状に合わせたケアを先回りして行うことが「未病ケア」そのもの。
心地よい巡りと潤いを保ちながら、安心して秋冬を迎える準備をしていきましょう🍂
エアミーサロンでは、そのお手伝いを心を込めてさせていただきます。
0コメント