春にゆらがない私をつくる~感情に振り回されない未来は、思考のクセを手放すことから~
春は、心がゆらぐ季節。
あたたかい風とともに
環境も、人間関係も、体のリズムも変わる。
なんとなく不安。
理由はないのに焦る。
夜になると、考えごとが止まらない。
春は、自律神経が最も乱れやすい季節です。
でも…
私はあるとき気づきました。
揺れていたのは「出来事」ではなく、
“出来事にくっついていた思考のクセ”だったのだと。
私の転機
以前の私は、
思考のクセにフォーカスせずに
出来事と同時に習慣になっている思考と感情に
一日を振り回されていたように思います。
うまくいかないことがあれば
「やっぱり私が悪い」
誰かの反応が少し違えば
「嫌われたかもしれない」
そうやって
無意識に湧き上がる思考に引っ張られ、
感情に飲み込まれ、
疲れ切って眠る。
あるとき、ふと思ったのです。
「もうこの思考はうんざり。
この思考パターンのままでは、
自分も、支えてくれる人さえも傷つけてしまう。
このままでは大切なものを失ってしまう。」
その瞬間から
私は“思考のクセ”を見ることを始めました。
そこから
新しい思考、そして人生のデザインが
静かに始まったように思います。
認知行動療法というヒント
私が自己トレーニングで実践したのは
認知行動療法(CBT)という心理療法です。
精神科医のアーロン・ベック
によって体系化された理論で、
基本はとてもシンプルです。
出来事
↓
認知(受け取り方)
↓
感情
↓
行動
私たちは
出来事に反応しているのではなく、
“出来事の解釈”に反応している。
ここを整えるのがCBTです。
これはポジティブ思考になる訓練ではありません。
思考を一度外に出し、
別の視点を持てる余白をつくる技術。
書き出すことで前頭前野が働き、
不安を司る扁桃体の過剰な反応が落ち着きます。
つまり…
思考を整えることは、自律神経を整えること。
心が整うと、体が変わる
思考を整え始めてから
私に起きた変化は、精神面だけではありませんでした。
・無駄な反省会が減った
・目の前の行動に集中できるようになった
・「今」を楽しめる時間が増えた
そして体にも変化が。
✔ 睡眠の質が上がった
✔ 胃腸の調子が安定した
✔ 疲れにくくなった
慢性的な不安は
コルチゾールを増やし、
血糖値や腸内環境を乱します。
思考が穏やかになると
体の炎症反応や緊張も和らぐ。
私は初めて実感しました。
体調は、偶然ではない。
思考の習慣には、体を整える力がある。
🌿 春のための実践法(1日5分)
① 書く(3分)
今日、心がざわついた出来事を書く
そのとき浮かんだ言葉を書く
感情を10段階で数値化
直さなくていい。
まず“見える化”。
② 余白をつくる(2分)
「本当にそれだけが答え?」と問いかける。
別の解釈を1つだけ探す。
完璧なポジティブは不要。
少しの余白でいい。
③ 呼吸で体に落とす(1分)
鼻から4秒吸って
口から6秒吐く呼吸を3回。
思考 → 呼吸 → 身体
ここまでやると
「私、今、自分の神経を整えた」
という実感が生まれます。
春は揺れる。でも、壊れなくていい。
感情は、敵ではありません。
それは習慣です。
そして習慣は、変えられる。
感情に振り回されない未来は、
“思考の習慣”からつくられる。
私たちは
自身の健康をデザインできる。
春に揺れても、
あなたの軸は育てられる。
今日の小さな1ページが、
未来の体と心をつくっていきます。
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