痛み・不安・冬季うつを“一人で抱えない”ための エアミーからの冬の養生のすすめ
~日照が減る冬は、心も体も冷えやすい。
“水”の季節の不調と向き合う、冬の養生のすすめ~
12月、「水」の季節。
膝・腰・心が揺らぎ始めるときに。
“弱る前に整える”という優しさを、自分に与えよう。
12月に入る頃、
「なんとなく心と体の調子が下がりやすい」と感じる方が増えます。
・膝痛
・腰痛
・神経痛
・理由のわからない不安
・気分の落ち込み
実はこれらには、すべて“冬という季節の性質”が深く関わっています。
歳を重ねて、心身が弱くなったからではなく、
心も体も、季節に対して まっすぐ反応できている だけなのです。
冬は、五行でいうと「水」の季節。
そこには、この時期特有の“揺らぎの理由”があります。
◆ からだの変化
【膝痛・腰痛・神経痛が起こりやすい仕組み】
五行の「水」は
腎・膀胱・骨・関節 と深くつながっています。
“腎のエネルギー” が弱ると、
・下半身が重くなる
・関節の潤いが不足する
・筋肉がこわばる
・血流が滞る
結果として、
膝の痛み・腰の張り・神経痛の悪化 が起こりやすくなるのです。
さらに冬の寒さは、自律神経のバランスを乱し、
神経の反応が敏感になるため、痛みを感じやすくなります。
これは決して加齢にともなうことだけではなく…、
“冬の体” への切り替えが追いついていないとも考えられます。
◆こころの変化
【冬に不安や落ち込みが増える2つの理由】
冬は「水」の季節で、 水が司る感情は “恐れ・不安”。
冷えによる筋肉の緊張、呼吸の浅さも 不安感を高めやすくなります。
ここに現代医学の視点を加えると、もうひとつ大きな理由があります。
🔹日照時間が短くなる → セロトニン低下
セロトニンは “心のバランスを整える物質”。
日光を浴びる時間が減る冬には分泌が下がりやすく、
・落ち込みやすい
・やる気が出ない
・朝起きづらい
・不安が増える
こうした“冬季うつ(季節性感情障害)”につながることがあります。
ここが興味深いポイント。
実はこれ、五行の“水の性質”と完全に一致しています。
水は、
・静けさ
・内側に沈む力
・エネルギーを蓄える季節
を象徴する「陰」のエネルギー。
つまり冬は…
心理学でも中医学でも共通して
「心が内側に沈みやすい季節」 なのです。
だから、あなたがこの季節に揺らぐのは 弱いからではなく、
“自然のリズムに調和できている” という証拠。
あなたには、季節の波を受けとめるだけの強さが本来備わっています。
◆弱る前にできること
冬は「陰」を味方につける季節。
“陰”とは、
静けさ・休息・潤い・内側の充足。
陰をプラスに取り入れるほど、
冬はむしろ 心も体も満たされやすい季節 になります。
🔹 体への養生
・腰・膝の経絡(腎・膀胱)を温める
・仙骨まわりに深部の熱を入れる
・太もも裏〜ふくらはぎをゆるめる
・足首を冷やさない
・湯船でゆっくり温める
🔹 心への養生
・吸う1:吐く2 のゆっくり呼吸
・夜の光を落として“静けさ”を育てる
・あたたかい飲み物をひと口ずつ味わう
・背中をふわっとゆるめる5分
・森の香りで安心感を取り戻す
どれも特別なことではありません。
ただ 急がない時間をつくること が、心と体を満たしてくれます。
◆心へのメッセージ
もし最近、膝や腰が痛んだり、
ふと心細くなる瞬間があったとしても…
それはあなたの弱さではなく、
季節の波があなたに寄りかかっているだけ。
どうか自分を責めないでください。
冬は“がんばる季節”ではなく、
力を蓄える季節 なのです。
そしてあなたには、
立て直す力も、回復する力も、
ちゃんと備わっています。
私はその力を、信じています。
◆エアミーサロンから
エアミーは、
あなたがどんな状態のときも
“戻ってこられる場所”でありたいと願っています。
痛みの日も、理由のない不安の日も、
ただ心が疲れてしまった日も。
理由はいりません。
あなたの芯の強さが目覚めるよう、
いつでも準備をしています。
・腎・膀胱の経絡を整えるケア
・冬に必要な温熱(ホットストーン)
・心をほどくアロマブレンド
・深い呼吸が戻るトリートメント
冬を安心して過ごせる、お体づくりに努めます。
あなたの心と体が、自分のペースで、静かに整っていきますように。
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