🍁年末ガクッとしない!中医学で読み解く秋冬の運気アップ術
気づけばもう10月。
朝晩の冷え込みに、体も心も少しずつ冬支度を始めていますね。
「最近、なんとなく疲れが取れない」
「風邪っぽい」「気持ちが落ち着かない」
・・・そんな声が多くなるのも、この季節ならでは。
実はこの時期、自然界のエネルギーは【“陽(外に広がる力)”から“陰(内に戻る力)”へ切り替わる】大切な時期なのです。
心も体も「ペースをゆっくり」にシフトしようとしている最中、 年末に向かう忙しさで無理をすると、バランスを崩しやすくなります。
🌿2025年は「金運不及」の年。肺と心をいたわる季節
中医学における五運六気の考え方で見ると、2025年(乙巳年)は「少商金運不及」。
つまり、「金の気(肺・大腸を司る)」が弱く、木や火の気がやや強い一年です。
「金」は“収める・整える”エネルギーを持っています。
この金の気が弱まると、
・呼吸器の不調(咳、のどの乾き、風邪)
・肌や粘膜の乾燥
・悲しみ・孤独感など、心の揺らぎ
が起こりやすくなります。
反対に、金の気を整えることは、「運気を整えること」にもつながります。
呼吸を深めて“気の巡り”をなめらかにすることで、
体の内側と外側、心と現実の流れが調和していくのです。
🍠秋冬の運気アップ養生法
① 「肺」を潤して“気の巡り”をよくする
金の気が弱い年こそ、呼吸を大切に。
朝の深呼吸や、ゆっくり吸って長く吐く“息のリズム”を意識してみましょう。
アロマなら、ユーカリ・サイプレス・フランキンセンスなどが呼吸を深めてくれます。
② 「腎」を温めてエネルギーを蓄える
季節は秋から冬へ。エネルギーを内に戻す“蓄えの時期”です。
黒豆・ひじき・黒ごま・山芋など、黒い食材が腎をサポート。
夜は22時前後に布団へ入ることで、自然と「陰のリズム」に沿った休息がとれます。
③ 「脾」を整えて、考えすぎを手放す
2025年は「土運(脾胃)」の影響も強く、思考や心配ごとが溜まりやすい傾向。
甘いものや冷たい飲み物を控え、温かいスープやお粥で胃腸を労わりましょう。
“考えすぎ”は、体の「気の滞り」にもつながります。
💫理想的な過ごし方のヒント
金運不及の年は、「頑張るより、整える」ことを意識するのが運気アップの鍵。
理想的な3ヶ月の過ごし方は、こんなリズムです👇
🌙 10月:手放しと整理の月
外の風が乾くように、内側の不要な思考や物を手放すタイミング。
“やらなきゃ”を少し減らすだけでも、呼吸が深くなります。
❄️ 11月:温めて蓄える月
朝晩の温度差が激しい時期。冷え対策と睡眠を重視して、“腎”を守りましょう。
湯船にゆっくり浸かって、深く息を吐く習慣を。
🎄 12月:ゆるやかにまとめる月
今年の出来事を振り返りながら、自分を労う時間を。
完璧に終わらせようとせず、“今日はここまで”の一言が、運気の余白をつくります。
🍂年末に運気を上げる「気の片づけ」
秋冬は“収める・整理する”季節。
外の自然が葉を落とすように、私たちも“手放す力”を使うタイミングです。
・無理して続けていることを見直す
・部屋の中の古いものを整理する
・「やらなきゃ」と抱えている思考を一度リセット
こうして“気のスペース”をつくることで、新しい流れが入ってきます✨
運気が滞っていると感じるときほど、
まずは「止まって」「整えて」「空ける」。
これが中医学で言う、「気の通りをよくする=運の通りをよくする」という考えです。
💫 運を整える言葉
年末が近づくと、 「これでよかったのかな」「もっと頑張らなきゃ」
そんな焦りが出てきやすいものです。
でも今年は、“流れに乗る”よりも“整える”年。
だからこそ、
焦るより、受けとめることが運を整える近道✨
「今の私で大丈夫」
そう口にしてみると、
肩の力がすっと抜けて、
心も体も自然とゆるんでいきます。
頑張りすぎず、比べすぎず、
この冬は“自分を信じて整える”時間を大切にしてみてくださいね❄️
🌙おわりに 〜「整う」と「めぐる」はひとつ〜
体を整えることは、運を整えること。
呼吸を深め、内側の声を聞き、
ゆるやかに季節のリズムに合わせて過ごすことで、
年末に“ガクッとこない心と体”が育まれます。
今年の終わりを、少し軽やかに、しなやかに迎えるために。
今こそ、“整える3ヶ月”を意識して過ごしてみましょう🍀
エアミーでは、冷えや疲労を整える冬のケアコースをご用意しています。
心と体をあたためながら、“今の私で大丈夫”と感じられる時間を🌝
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