今日、あなたが自分をいたわることが未来のあなたの「お守り」になる

早寝早起きをして、朝ごはんをきちんと食べる。

昼ごはんを決まった時間にとる、お風呂はなるべく湯船に浸かって、スマホを見るのは程々にする。

夜は早めにお布団に入り、ぐっすり眠る。

ハーブティーを飲んだり、ストレッチやヨガをして、呼吸を整え、心身に意識を向ける。


これは、日々の暮らしの中で私たちが「健康でありたい」と願いながら、意識的にできる小さなセルフケアたち。

けれど、毎日完璧にはできないし、予定通りにいかないことだって沢山あります。

日々、予定外のことは当たり前に起こるし、むしろそれが、ふつうの日常だと思います。


だからこそ大切にしたいのは、 「何をしたか」よりも、「どんな気持ちで自分と向き合っていたか」という“在り方”。


たとえば、湯船につかりながら「今日もがんばったね」と自分に声をかける。

ハーブティーを飲みながら、ふっと肩の力を抜いて、ただひと息つく。

そんな小さな時間にこそ、自分をいたわる「種」がそっと蒔かれています。


そして、もうひとつ大切にしたいのが「自然のリズム」。

月の満ち欠け、季節のうつろい、朝と夜のバランス…… わたしたちの体もまた、自然の流れとつながっています。


自律神経は体内時計と連動しています。

そして、体内時計は「太陽」に反応し、時(リズム)を察知します。地球の自転によって行われる朝と夜の繰り返しと連動して、からだはリズムを刻んでいます。


それは私たちだけでなく、地球に存在するあらゆる生命体・動物や虫、魚、鳥、植物たちが、昼の光と夜の闇と影響し合いながらリズムを奏でているのです。


自然は、すぐに結果を求めたり、無理をして咲かせようとはしません。

栄養を蓄えるために時間をかけて、静かに芽を出し、やがて花を咲かせ、実を結ぶ。

その緩やかな流れの中でこそ、心と体も本来の力を取り戻していけるのだと思います。


だから、今日のいたわりが、明日に現れなくてもいい。

すぐに「変わった」と感じられなくても大丈夫です。

その積み重ねは、確実に“未来のあなた”に届いていきます。


どうか、今日という一日の中の10分を「自分と丁寧に向き合う日」にしてみてください。

それはきっと、あなたにとっての、やさしくて心強い「お守り」になるはずです。

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